
ご存知のように我々呉服業界では鯨尺(くじらじゃく)を使っています。 これは1寸が約3.79センチです。 これに対し大工さんなどは曲尺(かねじゃく)は約3.03センチ。 ややこしいのですが、2種類の尺があります。 しかも呉服のほうでも草履のなんかは曲尺だったりして、ちょっと混乱モード。
しかし、尺貫法じゃないとしっくりこないんです。 センチでいわれるとなんか半端に思えてしまう。
この尺という単位を正式な場所で使うことを禁じたのが1959年にできた計量法です。 これには日本中の職人さんが困ってしまい、助けるために永さん達が面白おかしく運動を始めたわけです。 で、運動のかいあって現在ウヤムヤのまま尺貫法を使っております。 ありがとうございます。
きょうは青縞のウールに薄手の木綿袴。 襟元にグレー正絹のショールを合わせました。
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