2003年08月10日

男のおはしょり

20030810131201.jpg 7/1の日記以来時々「男のおはしょり」を試しています。 はたしてその効能は??
 女性のおはしょりには、一枚の布(きもの)を、衿と裾とで重ねあわせを微妙に調節する機能があり、衿がガバッと開いたり裾が思いっきりはだけにくくなる効果があります。 しかし男物は低い腰骨の位置で紐を結ぶので、衿にはあまり効果がありませんし、腹囲ではなく腰囲が大きくなるのであまり格好よくないとかも…。
 江戸初期は女性も対丈で細帯でした。 しかし装飾性を強めて帯幅が広くなり、見た目のバランスをとるために引きずるほどきものの裾が長くなりました。 外出時には端折ったのが「おはしょり」の由来です。 ですから明治初期の写真を見ると、帯を結んだ後から端折ったと見てわかるものがあります。
 それでは男のおはしょりには全く意味がないかというと、そうでもないんです。 男のきものの丈を調整できます。 袴を履いたときは思いっきり短くして涼めます。

 今日はモスグリーンのコサシルクを膝まで端折って着ています。 ちょっと段になってるのがわかりますか? 半衿は生成りの織り柄。 角帯は羅。 袴は黒の紗です。 足元がサイコーに涼しいです。 (クリックすると拡大)


posted by きよべ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | きもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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