2003年11月14日

急がされる子どもたち

80_1.jpg 今日は快晴、気持ちがいい天気です。 本格的に寒くなる前に…とストーブを準備しました。 例年はドロ縄なんですが、今年はどうしたことでしょう?
 青縞のウールに薄黄の半衿、ベージュ色の角帯にチャコールグレーの木綿袴、黒のネル足袋に襟元はグレーの絹ストールで完ぺきに防寒しました。

「急がされる子どもたち」デイヴィッド・エルカインド著 という本を読みました。 早期教育が盛んなアメリカで子どもが早く大人になるよう急かされることの弊害を説いています(主に小学生以下) 教育は早ければ早いほど良い(吸収が早い)との俗説に取り込まれて、急がされて飽和状態の子どもたちが沢山います。 良い子になろうとしてストレスに負けてしまった子どもたちです。 子どもを消費者としか見ていない産業が煽っているんですね。
 一番心に残ったのが「急がされた子どもは、自分自身という確固たる感覚を持ちにくい」という意見です。
「人間がどんな人物であるかには社会的な面や知的な面などさまざまな切り口があるはずなのに、自分の世界で自分の成果という小さな物差しで自分を測ってしまう。同じように、年齢不相応の判断や決断を迫られてきた子どもは、自分の力や能力に歪んだ感覚をもってしまう」すなわちアイデンティティが確立できないので手軽にアイデンティティを与えてくれるカルト集団に属しやすい…ということです。
 僕の感覚ではアメリカの社会現象は10年ないし5年で日本に入ってきてます。 すでに日本でも子どもたちの心が壊れはじめています。


posted by きよべ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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