2003年12月08日

狂言と私

105_1.jpg 休日ですが、朝から2台の車のタイヤ交換で大忙しです。 昨シーズンタイヤ屋さんでセットしてもらったら緩み止め剤をつけたらしく外すのに一苦労、というか人力では無理なんじゃないかと諦めかけました。 悪戦苦闘の末ようやく終わったのが、11時30分。 既に全身ガタガタになってます。

 午後2時から特別養護老人ホーム「きらら」で恒例の施設内ショッピングに出店、これで3度目です。 自由に移動できないおじいちゃん・おばあちゃんに暖かく安全な建物内で買い物を楽しんでもらおうという企画です。 菓子店・履物店・食料品店・衣料品店の4つの業種がボランティアのつもりで出ておられます。 うちは衣料品は扱っていないのですが、この日だけは他店のお手伝いのつもりで参加しました。 デイケアの利用者はみなさんニコニコしておられ、こちらが逆に元気をもらった気がします。

 夕方から「きよべ きものを きがるに きる会」の希望者10名で富山能楽堂へ行きました。 梅原 猛作スーパー狂言「クローン人間ナマシマ」です。 僕は二度目ですが、今回は梅原先生の詳細な前説があったので、最後に出てきた鬼が能で言うところの怨霊だと知ることができました。
 狂言も面白かったけれども、梅原先生の講演もなんとも形容しがたい可笑しさで、たまらず大笑いしてしまいます。 その場に居合わせた県知事を、知ってか知らずか「沖中さん」と連呼する姿勢にちらりと批判精神(?)をかいま見たし、「森前首相は単純だが自分の(頭の)程度をわきまえていた、小泉首相は単純だし自分の程度をわかっていない」との辛辣な批評には胸のすく思いがしました。
 最新作の「王様と恐竜」を見たかったのですが、先生曰く「富山は巨人ファンが多いので…ナマシマを」 う〜ん、実際の理由は別のところにあるのかもしれません。
 現代批判を笑いというオブラートに包んで万人に届くようにするとはさすが梅原先生!タダものではない…。 好々爺という表現がぴったりの茂山千作さんと梅原さん…。 こんな風に歳をとりたいものです。

 今日は風と雨の悪天候だったので、グレー地の木綿袷に地紋の入った薄鼠の半衿、灰色系の裂織の角帯を低くへたれ結びにし、グレーの木綿袴にソフトブラックの後染め足袋、足元はグレー系鼻緒の右近下駄です。
 同乗者は大島ありウールありでした。 僕らは正面の桟敷に陣取っていたのでとっても目立ってしまったと思います。 会場には他にきもの姿の方が女性お一人と男性お一人(知人)しかおらず、とても残念です。 すばらしい狂言なのに、なぜかスーツ姿の男性ばかりで、違和感アリアリでした。
 写真は会場で配られたメガホン。 ジャイガンツの応援歌「巨人の星」を歌いました。 アンチ巨人だけど…まっ、いいでしょ(笑)


posted by きよべ at 00:00| 富山 | Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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