
おわら風の盆で有名な八尾町は「観光商業」を標榜しています。 しかしながら祭礼以外の日はまだまだ来街者が少なく、現在の通年60万人を100万人にしたいとさまざまな仕掛け(イベント等)に取り組んでます。
商工会・観光協会だけでなく、商業者はもちろん住民まで見事に抱き込んだノウハウをお聞きしたら、昭和60年から5年かけてつくられた「八尾文化会議」の思想が根底にあるのだと聞いて納得しました。
続く福岡町では「雅楽の館」などの施設を見学。 立地条件は決してよくないというのに、採算ベースに乗っているということが驚きです。 毎月開催してる「つくりもん市」にも出店が50超あると聞いてさらに驚かされました。
八尾はお金がなかったから知恵を出し、福岡はまず動き出した…ということが城端と違うなぁ…。 城端は恵まれすぎていて、考えることや汗を流すことを忘れてしまってます。
写真は雅楽の館で売っていた、菅でつくった馬。 背中のリボンの色によって違う幸運が飛び込むそうです。 マスコミや口コミで評判になり、売れて売れて生産が追いつかないとか。 ちなみに黄色は「金運」、あとピンクが残ってたんですが「恋愛運」はもういらないので…。
きょうも雨です。 濡れてもいいようにと、茶のウールに、帆布の袴。 ブロック模様の半衿に、黒の角帯、襟元は茶色のショール。 防寒用に帆布で作った道服をこの冬初めて羽織りました。