2004年02月18日

春祭りの稽古が始まりました

186_1.jpg辰巳よいとこ 素足が歩く 羽織やお江戸の 誇りもの 八幡鐘が 鳴るわいな

 いよいよ曳山まつりの稽古が始まりました。
 西上町恵友会は二十数年ぶりに「辰巳」を唄います。
 美人画で有名な伊東深水(朝丘雪路さんの父上)が書いた小唄です。
 例年の庵唄よりさらに粋な曲で、稽古が楽しみです。

 本来は三味線の調子は三下りなのですが本調子に直して演奏します、というのは城端庵唄の曲間の先囃子(まわりあい)が本調子なので合わせなくてはならないからです。
 ちなみに辰巳とは江戸城の南東にある深川仲町のことです。
 深川芸者は裸足で、かつ江戸時代には男しか着ていなかった羽織をまとい、粋な縞のきものを着ていました。
 深川は岡場所だったので、幕府の取り締まりを逃れる為に、源氏名も男名でかつ当時男性専用だった羽織を身に着けたのです。
 すると羽織芸者と呼ばれ、逆に江戸っ子の人気を呼んでしまいました。
 八幡とは深川不動尊・富岡八幡宮。
 余談ですが、この辺は鬼平こと長谷川平蔵の取り締まり地域でもありました。

 羽織は元々埃よけで、僕が時々着ているマチなしの羽織(道服)が変化したものです。  ひょっとしたら深水さんも誇りと埃…掛けてるのかな?
 ちなみに一般女性が羽織を着るようになったのは明治になってからです。

 きょうは祖父の大島にスタンドカラーシャツ、黒の角帯に帆布の袴、茶色の足袋に右近下駄、茶色のストールです。
 道服については2002年1/26と3/1の日記をご参照ください。
【店長のきもの日記 2002年1月】http://www.craft-ran.com/kiyobe/kiht/200201.html
【店長のきもの日記 2002年3月】http://www.craft-ran.com/kiyobe/kiht/200203.html


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posted by きよべ at 00:00| 富山 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 曳山祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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