
28日の水害の被害は甚大で、床上床下浸水した手つかずの家屋がまだあります。
市職員のみなさんだけでなく、大人のボランティアを募っての活動が本格的に始まっています。
城端中学校生徒もボランティアに出ることになり、PTAも同行することになりました。
朝8時15分にじょうはな座前に集合し、南砺市ボランティアセンター現地対策室の指示を仰ぎます。
行政センターロビーは多くの人が行き交い、被災者の力になりたいというエネルギーが溢れています。
中学校の部活毎に班編成をして、歩いて現場へと向かいました。

写真は外に漂着したゴミを捨ててる生徒達です。
なんでこんなものまで!という物体までが流れついてます。
しかも水を含んでいて重いんです。
濁流にのまれた被災地はヘドロのような泥が床下に入り込み、どこから手をつけていいか判らない状態です。
あまりの惨状に写真撮影を遠慮しました。 また写真やビデオでは被災地の真の状況は絶対伝わらないとも感じました。
一軒で作業を終えた後、別の家を手伝います。
床板を剥がしてスコップで重い泥をすくい、バケツリレーで排出します。
運動部男子でも体力的にきつい作業です。
最初は指示待ちで遠巻きに見ていた子どもたちも、数人が本気で作業を始めたらドロドロになるのを厭わず手伝ってくれました。
子どもたちは予定時間を延長して頑張ったのですが、本格復興までまだまだかかりそうです。
わずか2時間弱の作業でしたが、息は上がり、腰は痛く、むろん汗だくです。
これほどの重作業を連日なさってる方々に敬意を表します。
また被災された方も感謝の言葉だけじゃなく中学生を気づかって冷たいジュースを準備してくれたりして、心より頭の下がる思いです。
帰って小千谷に福光麻の半衿、黒の角帯に綿袴に着替えました。
posted by きよべ at 00:00| 富山 ☁|
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