2008年07月22日

メディアリテラシー

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『オール電化住宅ってホントに××なの!?』という折込チラシが入りました。
「オール電化住宅がホントにエコなの?」「電気温水器(エコキュート)の水は飲めるの?(衛生問題)」「IHクッキングヒーターって安全なの!?」
 ショッキングなタイトルですが、答えはすべて ノー です。
 火力発電で使う石炭はかなりのCO2を排出しますし、貯水タンクは錆びます、IHの電磁波は強大で発ガンリスクが増大します。

 電力会社のCMと推進金で流行中のオール電化住宅にまったをかける意見広告…に見えます。
 しかし、このチラシの発行元「NPO法人 環境と健康を考える会」はガス屋さんの組合が全面的にバックアップしてるんです。
 いや、ひょっとしたら実体はイコールかもしれません。
 危機感を感じたガス組合が出した「反オール電化チラシ」というのが正解でしょう。
 内容はほぼ事実に近いし、ガス屋さんの気持ちも判るのですが、NPOの隠れみのを使うのはどうかなぁ…。
 電力会社もすぐに対抗広告を出してきました。


 メディアリテラシーとは「情報を評価・識別する能力」のことですが、今回のようなときに必要とされます。
「この情報はホントに正しいか?」「発信者は中立か?」など受け取る側で判断しなくてはいけません。

 今回の折込記事でも、実際は天然ガスを燃やす火力発電所は増えているのに、自分達に都合の悪い事実を隠そうとしています。
 また、うっかり火力発電を否定することは原発を推進することにもつながります。


 10年間友人達と城端タウン誌「てらまいるど」を発行していました。
 このとき「情報には出すほうの意図が入り込む」と気づいたんです(てらまいるどが偏向していたわけわけではありません、念のため)。

 事実を曲げることはできませんが、記事の扱いを小さくしたり、書かないこともできます。
 新聞やテレビのニュースを見比べると、各社のスタンスが見えてくるはずです。


 最近怖いと思う風潮に「なだれ打ったように一斉に同方向になびく世論」があります。 ニュース発信者の意図した通りに「反応」する視聴者たち…、本当に恐ろしい。

 メディアリテラシー能力を高めるには、まず疑ってかかることが必要ですが、想像力が乏しい人たちには難しいのかもしれません。
 せめて自分がブログなどで情報発信する側に回れば、「発信者には(ある程度)意図がある」ことに気づくと思うのですが…。

 きょうは黒縞の小千谷麻に黒地紋の半衿、黒角帯に薄灰の綿袴です。

posted by きよべ at 00:00| 富山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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