
城端神明宮の神主により入魂式をすませた御神像(デクはんと呼ぶ人も…)は、山宿(やまやど)で一夜を過ごします。 お供をするのが山番(やまばん)で、男子一生に一度の名誉なことです。 御神像=すなわち生きた神様をお守りするわけですから、緊張で寝られないといいます。 もちろん布団や畳は新調し、神様に失礼のないようにするのです。
14日夜、六つの山宿と新町の剣鉾宿は、それぞれの山番の趣向で飾られます。 奥に御神像を安置し、前に供物や季節の花(ホウの木など)で飾ります。 両脇は見事な屏風を壁のように立てて、最奥の庭と相まって特殊な空間が作られているのです。
この日曳山は巡行しませんが、町民にとってきもの姿で山宿を見て歩くことが祭の楽しみの一つになっています。
写真は今年当番山(先頭)の出丸町の御神像「布袋(ほていさま)」です。(クリックすると拡大)
今日は木綿の袷に、茶色の袴。 いつまでも寒いですね。
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