

曳山祭も近づいてきたので庵屋台の準備をします。 昨年同様、記録VTRを録るということでカメラマン付きです。
写真は前建(まえだて)を載せている場面です。 ジュウ(重?)と呼んでる木枠に固定し、皆で持ち上げて台車の上に載せます。 その後ジュウのみを移動して引き抜くのです。 結構大変な作業ですし、傾いたら屋台が壊れるので神経を使います。
どうして僕が写真を撮ってるヒマがあったかというと、喪中の者は祭に参加することはおろか屋台や曳山に触れることすらできないからなんです。
こんなこと書くと怒られるかもしれませんが、女性が触れるのも御法度です。 神事ですからご理解ください。 我々のこだわりでもあります。
もう一枚は曳山をバラバラにした写真です。 まるで寄木細工のようですね。 一つ一つが城端塗と城端蒔絵で彩られています。
祭について、詳しくは昨年4月5月の日記に集中して書いた「城端曳山祭のしくみ」をご覧ください。
今日の予想最高気温が16℃と低めだったので、厚着しています。 木綿の単衣にくすんだ黄色の半衿、黒の角帯に茶色の袴、コーヒーブラウンのタビに右近下駄です。
【2003年4月の日記】
http://www.craft-ran.com/kiyobe/kiht/200304.html
【2003年5月の日記】
http://www.craft-ran.com/kiyobe/kiht/200305.html

ラベル:曳山祭
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