

曳山祭当日、雨の心配がいらない天気です。 しかし今年は喪中なので祭には参加することはおろか屋台に触れることすらできません。 朝からずーっと店に立ってます。 店は忙しいのですが、やはり寂しいものです。
遠くからきもの姿の方々が訪れてくださいました。 僕が知ってるだけでも桐生、千葉、村上、富山、金沢…。 もっと多くの方がきもので城端曳山祭を楽しまれたことでしょう。 今年は特に男性のカジュアルきもの姿が多く、嬉しい限りです。
右の写真は初めて実現した獅子舞→剣鉾→傘鉾→神輿→庵屋台→曳山と一直線に連なる一大行列です(クリックすると拡大)。 この古い形態を維持していることが城端神明宮春季祭礼が国の重要無形民俗文化財に指定された根拠でもあります。
もう一枚は夜の竹田山を見る娘です。 日中もいいですが、宵山は幻想的で本当に美しいですよ。 来年は土日開催ですので、ぜひスケジュールを空けておいてください。
今日はゴザ目の江戸小紋に薄緑の襦袢、白茶の半衿は自分で縫い付けました。 裂織りの角帯をへたれ結びにして、畳表の右近下駄。
最初は着流しでしたが、周囲は紋付袴ばかりなのでなんとなく横段の袴を着用しました。 妻はグレー地紬に更紗の帯、相良刺繍をほどこした半衿です。
